らでぃっしゅぼーやのレビュー

らしっしゅぼーやの低農薬野菜や無添加食材のレビューをしています。

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農薬

農薬の散布

現代の農業では農薬は欠かせないものとなっています。農薬を一切使用せずに農作物を栽培した場合、現在の収穫量を維持することは不可能です。またスーパーなどに並んでいる美しい野菜や果物を作ることも不可能になります。農林水産省の試験結果では、無農薬で農産物を栽培した場合の収穫率は稲で28%、小麦で36%、キャベツ、キュウリで約60%、リンゴや桃でほぼ100%減少する結果がでています。また無農薬での栽培と労働時間を比較すると、農薬を使用することによって約1/4から1/5の労働時間で同じ量の農産物を栽培することができるようになりました。現代の農業と農薬は切っても切れない関係になっていますが、残念ながら1部の農薬には微量ながら人間に影響を与える成分が含まれています。

日本国内で使用されている農薬は、動物を用いた生物実験など様々な検査が行われた上で、農林水産省の許可を得て使用されることになります。年々、農林水産省の登録許可の基準が厳しくなり、1960年代までは人体に影響を与える成分が含まれる農薬は50%を超えていましたが、2000年にはわずか20%まで減少しています。また平成15年の食品衛生法改正でポジティブリストが定められ、残留農薬が一定量を超えた場合、流通を禁止する厳しい措置が取られています。

農林水産省の許可を得て使用される農薬は、使用回数や使用時期、使用量などがラベルに記されていて、最終的責任は使用する農家にあります。ラベルに記載してあるとおりに使用回数や使用時期、使用量などを守って使用すれば、人体にほとんど影響がなく安全なのですが、必ずしも全ての農家が守っているとはいえないようです。残留農薬が出て出荷を止められたり、農薬を散布するときに防護服の着用などを守らずに事故にあう農家が絶えません。

近年、無農薬や低農薬の野菜や果物を栽培する農家が増えています。無農薬で農産物を栽培するのは非常に過酷な労働で、農薬を使用した場合に比較して4倍から5倍の労働時間が必要になります。また除草剤を使用することもなく、雑草などもわざわざ腰を下ろして雑草を一本一本抜いています。農薬を使用した方がはるかに楽で、多くを収穫できるのですが、そのような無農薬野菜を生産されている農家の方は、安全で安心して食べれる野菜や果物を栽培しようという気持ちをもって取り組んでいらっしゃいます。無農薬野菜や低農薬野菜は市販のものと比較すると料金は高く、見た目も悪いことがありますが、そのような心をもった人達が一生懸命栽培してくれた感謝の気持ちを持てば、より一層無農薬野菜や低農薬野菜をおいしくいただくことができます。


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